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設立趣旨

建設業の担い手確保は日本全体にとって大きな課題となっています。

JBN(一般社団法人全国工務店協会)の調査によると、「若手大工の育成は必要か?」の問いに対し、約9割の企業は「必要」と回答。しかしそこで障害になっているのが「若手の採用希望者がいない」「時間とお金がかかる」「社内に育成システムがない」などの理由により解決策を見出せないのが現状です。

また、ほとんどの建設業に共通していることですが、職人が高齢化しており、10年後には深刻な職人不足で危機的状況に陥ることは明白であります。

一方、都道府県別高校新卒者の県内就職率を見ると第1位の愛知県が96.8%であるのに対し、青森県は55%と半数近い若者が県外に流出している状況かつ、全国的にも44位と非常に低い水準です。

さらに、厚労省の新規高卒者の離職状況データによると、約2割の若者が1年以内に離職しており3年目には約4割が離職している。

​地域の雇用、経済面を考えても、行政・民間と連携を取り、若者の流出を防ぎ、地域で雇用を生む体制づくりをすることが急務です。

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青森テクノアカデミーとは

青森テクノアカデミーは東北初の建設業の未来の担い手を育成する総合訓練施設であり、五所川原市を拠点に青森県全域の人材の育成を短期に行い、即戦力化できる教育体制を作り上げます。同時に建設業の魅力を改めて見直し、技術・技能の伝承を確立し、地域に密着した人材育成を行い地元で働ける若者を増やしていきます。そして地方都市の活性化、遊休施設の活用など、複数の課題解決を同時に行うデルタモデルを構築し、地域全体の元気回復を図り、ひいては経済発展、地域の雇用・活性化に繋げること、五所川原市への定住化の促進を目的としています。

​さらにはこの取り組みを、全国へ伝播することで地域産業の活性化を目指します。

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​建設業の活力の再生、地域活性化

このままだと地元業者そして地域が枯渇してしまいます。

建設業は人の省略化が難しい産業であり、製造業のようなオートメーション化が難しい産業です。ゆえに、雇用を確実に生み出し地域経済にとって重要な立場になり得ます。地域においてそれをしっかりと担保できる環境を創生することが豊かな魅力ある地域環境そのものだと考えます。

​こうした状況の今こそ、地域づくりの担い手である地場建設業の活力の再生、雇用の維持・拡大や地域の活性化を図ることが必要です。

(職業訓練法人五所川原職業訓練協会)

所在地

〒037-0016

青森県五所川原市一ツ谷503-5

TEL・FAX

​0173-34-2731

お問い合わせ

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